ヒルズ サイエンスダイエット(猫用)の安全性などを専門家が評価!クチコミも掲載

獣医師・動物病院推奨のキャットフード
ヒルズ サイエンスダイエット(猫用)
おすすめ度 | ||||
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原材料 | 栄養バランス | 食いつき | コストパフォーマンス | |
3.2
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4.4
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3.7
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4.2
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商品名 | おすすめ度 | 価格(1kg) | ショップ |
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サイエンスダイエット「腸の健康サポートプラス・成猫」
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3.67
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3.45
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3.87
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3.67
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サイエンスダイエット「チキン・高齢猫(シニア/7歳〜)」
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サイエンスダイエット「チキン・高齢猫(シニア/14歳〜)」
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サイエンスダイエット「チキン・成猫・避妊(去勢後)」
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サイエンスダイエット「チキン・成猫・肥満傾向猫用」
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サイエンスダイエット「チキン・成猫」
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3.87
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1,412円
(Amazon調べ 2023.09.26)
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ヒルズは、世界有数のペットフードメーカーの1つです。
220人以上の獣医師、栄養学博士、食品科学の専門家たちが商品の開発に携わっており、動物病院でもロイヤルカナンと並んで飼い主さんに推奨するフードです。
米国では、獣医師が1番に推奨するフードという調査結果が出ています。(2021年 CM research社調べ)。
ヒルズの商品は猫ちゃんの症状や、求める効果に対する商品が存在しています。そのため、病気を抱えている猫ちゃんから子猫まで、それぞれに合った商品を必ず見つけることができます。
筆者も、愛猫に本商品であるヒルズのサイエンス ダイエット アダルト(以下、ヒルズ サイエンスダイエット)を与えています。
今回は「ヒルズ サイエンスダイエット」をピックアップして原材料・成分表から安全性、食いつき、コスパやその他の情報を分析・解説します。
原材料からみた安全性などを評価
ヒルズ サイエンスダイエットの原材料は以下の通りです。
トリ肉(チキン、ターキー)、小麦、トウモロコシ、動物性油脂、コーングルテン、米、チキンエキス、ビートパルプ、魚油、乳酸、ミネラル類(ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン、リジン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物) |
比較的、シンプルな原材料構成になっています。
小麦とトウモロコシなどの穀物類が原材料の2番目から続きます。
穀物がフリーのフードがいいと耳にするため、これらが含まれていていいのか心配になる方も多いのではないでしょうか。
たしかに穀物類は安価なキャットフードにはかさ増しとして多く使用され、アレルギーの原因になりやすいとされています。
ただ、穀物が入っているから、そのフードが深刻なほど、影響があるかというとそうではありません。私自身、アニマルケアスタッフとして多くの猫をみてきましたが、穀物アレルギーのある子は少ないです。
また、加熱調理されている穀物は体に大きな負担なく消化できるとされています。
獣医皮膚科学の雑誌においても、穀物類の中で特にトウモロコシは食物アレルギーを引き起こしにくい、という内容が記載されていました。
また、それよりも、牛肉・乳製品・魚がアレルギーに関連している割合の方が多いです。
もちろん穀物アレルギーの子や、なりやすい子がいるのも事実ですし過度になれば消化不良を起こしたり、アレルギーの原因となることもあるとは思います。
グレインフリーなどの高価格帯のフードでは最大限の配慮として、小麦の代わりに豆類を使っているのでしょう。
いずれにしても健康な猫であれば過度、長期に摂取しすぎなければ問題はありません。
アレルギーの場合は、過剰なグルーミングや、脱毛部やかさぶたが見られることが多いので、その場合は一度動物病院に行くことをお勧めします。
また、懸念のあるものとして、動物性油脂が使われていることです。何の動物から抽出されたのかが記載されている場合は問題ありませんが、サイエンス ダイエットは詳細がわからないので、その原材料にアレルギーがあるものが含まれていた場合にはアレルギー症状が出てくることも考えられます。
極力、何から抽出された脂質なのかというのがわかるようなものがいいですね。
また、穀物に関する懸念点をもう少し、掘り下げたいと思います。
穀物類は炭水化物になるものですが、体の中でエネルギーとして変換されるのは、炭水化物、脂質、タンパク質の3点です。もし、炭水化物を除く脂質とタンパク質からエネルギーを得ようとすると、過剰な量の脂質及びタンパク質が必要になります。
しかし、過剰なタンパク質は腎臓病のリスクを、過剰な脂質は肥満や脂質が原因の病気のリスクを上昇させます。特に猫の場合は腎臓病にかかりやすいです。
そのため、エネルギーを得るためには炭水化物が必要になる場合が多いです。
また、加熱した穀物が猫の消化に負担をかけないことや、アレルギーの原因物質の中で、あまり比率が大きくないと判明した現在、そこまで神経質に避ける必要は無いのではないかと考えられます。
成分表から見た安全性などを評価
次に成分表について分析していきます。
たんぱく質 | 33.7 % |
脂質 | 21.4 % |
炭水化物(NFE) | 37.8 % |
粗繊維 | 1.4 % |
カルシウム | 0.79 % |
リン | 0.78 % |
カリウム | 0.85 % |
ナトリウム | 0.32 % |
マグネシウム | 0.088 % |
タウリン | 0.21 % |
ビタミンC | 121 ppm |
ビタミンE | 675 IU/kg |
オメガ‐3脂肪酸 | 0.49 % |
オメガ‐6脂肪酸 | 3.32 % |
やはり、世界的に有名なペットフードなだけあってバランスが素晴らしいです。
アメリカのペットフードの指標となるAAFCO(米国飼料検査官協会)の基準値と比べても基準値をほとんど大きく超えることはありません。
AAFCOの基準が守られていれば愛猫が健康に暮らせる、と考えられています。
猫がかかりやすい病気である、下部尿路結石の原因になりやすいリン、マグネシウム、カルシウムの数値ですが、マグネシウムは理想値としては0.08〜0.09%ですが、理想値です。
リンとカルシウムのバランスは1:1〜1.3が理想値ですがリンが0.78%とカルシウムが0.79%なので理想値です。特に、リンの数値はタンパク質がをしっかり含みながらも、低い数値になっています。
個人的に気になったビタミンについて述べさせていただきます。
他のフードと比べてもサイエンスダイエットにはビタミンC、Eが多く含まれます。
まず、ビタミンCについてです。ビタミンCは抗酸化作用を持ち、加齢や運動によるストレスや、関節炎などの関節にかかわる病気の予防にもなります。
猫はブドウ糖からビタミンCを作ることができます。しかし、高齢や食欲不振などによってブドウ糖が摂取できないことがありますから、このようにフードに入っていることで、猫の老化を抑えてくれます。
次にビタミンEについてです。ビタミンEも抗酸化作用を持ち、細胞の老化を防ぐことで、猫の健康を保ちます。欠乏すると皮膚病や免疫力が低下し、過剰だと血液凝固時間が増加、つまり血が止まりにくくなります。
AAFCOでの基準値を大きく上回る値で含まれているので、もともと血が固まりにくい子は一度獣医師に相談するといいでしょう。
形状と食いつきについて
ヒルズ サイエンスダイエットの形状は平らな丸型で、少し表面がオイリーです。
大きさは8mm程度の円形、厚み4mmくらいで、猫が食べやすい大きさだと感じます。
実際に筆者の愛猫は食べるのが下手な方ですが、こちらは上手に食べてくれます。
匂いは強めです。
封を開けると猫が近づいてくるので、猫にとってはいい匂いであると考えられます。
筆者は臭いと感じました。
硬さを知るため、一粒口に入れて試してみました。
人間でも噛み砕ける硬さですが、少し硬めでした。猫は美味しそうに噛んでいるのでちょうどいい硬さなのだと思います。
コストパフォーマンス
Amazonでの金額を調べました。
800g | 847円(1,058円/1kg) |
1.4kg | 1,978円(1,412円/1kg) |
1.8kg | 1,980円(1,100円/kg) |
2.8kg | 2,709円(967円/1kg) |
定期お得便で購入すると、1.8kgは1,771円(983円/1kg)、2.8kgは2,438円(870円/1kg)で商品が届きます。
ほとんどの猫ちゃんが1ヶ月で消費する量である800gと、大容量の2.8kgが特にコストパフォーマンスがいいです。
ドライフードは長持ちしますが、商品の品質が1ヶ月程度で低下してしまいますから、自分の子が1ヶ月で食べ切れる量を考えて購入されることをお勧めします。
クチコミについて
ショッピングサイトやSNSなどでのクチコミを以下にまとめました。
良いクチコミ
- ダイエットフードや機能性食品の中から安全性が高そうなものを選んだ。猫が好むし、コスパもいいのでリピしている。
- 今までのフードにミックスしたら、食いつきが半端なくいい。
- 軟便体質の子の便が良くなった。
- 封を開けた途端、猫が跳んで来る。包装に密封性があり酸化しにくいので味の新鮮度を保てると思う。
悪いクチコミ
- 今まで個包装だったのにチャック付きの袋に変わって残念。
- うちの猫はアレルギー反応が出た。譲った子は美味しそうに食べているそう。
- 粒が小さすぎて食べづらそう。
- この商品を多くあげると血便が出る。
獣医師曰く病気ではなく、繊維が多い為うんちが固くなり切れてしまったらしい。
クチコミからの評価
安全性とコスパがいい、食いつきがいい、という口コミがある反面、アレルギー反応が出てしまった、袋の形態が変化して残念、といった悪い口コミもありました。
とはいえいい口コミがほとんどですので、あまり心配しなくていいかと思います。しかし、アレルギーなどが心配な場合は、動物病院で検査を受けて、特に反応が強いものが含まれている場合は避けた方がいいでしょう。
まとめ
本商品は原材料・成分・生産過程・コストパフォーマンス、どれをとってもおすすめできるフードであると言える商品です。
筆者の愛猫は食いつきが良く、また毛艶がいいと、褒められることが多いので、食いつきや被毛の健康にいい商品を探している方は一度試してみてもいいかもしれませんね。
ビタミンEとアレルギーが気になる方は、一度獣医師に相談してみてください。
商品名 | おすすめ度 | 価格(1kg) | ショップ |
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サイエンスダイエット「腸の健康サポートプラス・成猫」
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3.67
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サイエンスダイエット「減量サポート・成猫」
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3.87
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サイエンスダイエット「マグロ・成猫・肥満傾向猫用」
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3.45
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サイエンスダイエット「マグロ・キトン(子猫)」
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サイエンスダイエット「チキン・高齢猫(シニア/7歳〜)・肥満傾向猫用」
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サイエンスダイエット「チキン・高齢猫(シニア/7歳〜)」
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3.87
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サイエンスダイエット「チキン・高齢猫(シニア/14歳〜)」
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サイエンスダイエット「チキン・成猫・避妊(去勢後)」
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サイエンスダイエット「チキン・成猫・肥満傾向猫用」
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サイエンスダイエット「チキン・成猫」
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