オーストラリアで生産され、LINNA商会が企画販売する高品質キャットフード「クプレラ」をご紹介します。
目次
クプレラ・キャットフードは安全なの?
結論から言うと、こだわった原材料を使い食物アレルギーにとても配慮された安全なキャットフードです。
以下にて原材料や成分の分析の詳細をご紹介します。
クプレラ・キャットフードの特徴とは?
クプレラ・キャットフードは化学薬品や化学合成物を使用しないとても健康志向のキャットフードです。
また、猫の食性に合わせた原材料選びに加え、酵素、ビタミン、腸内環境に役立つプロバイオティクスは加熱することなく配合しています。
生産地での原材料の確保までしっかりと確認し、残留農薬のない農産物、ホルモン剤や抗生物質の投与が行われていない畜産物を使用しています。
商品のタインナップは以前は複数ありましたが現在はラム&ミレット・キャットのみとなります。
今回はラム&ミレット・キャットに焦点をあて、分析、評価していきます。
原材料を分析、安全性などを解説
原材料は以下の通りです。
ラム肉、ひきわりミレット(黍)、ひきわり玄米、魚類(ギンヒラス、シロギス、豪州真ダイ、トビウオ)、米ぬか、米ぬか油、カノラオイル、ひきわりフラックスシード、アマランサス、モンモリロナイト、アマランサス、ユッカ、ネトル、ブルーベリー、スリッペリーエルム、西洋タンポポ、チコリ、タウリン、活性酵素、プロバイオティクス(好酸性乳酸桿菌、機能性酵母、陽性桿菌)、多糖類、ビタミン&キレートミネラル(カロテン、 塩化コリン、 炭酸カルシウム、 ビタミンE、 鉄、 ビタミンA、 亜鉛、 ナイアシン、 葉酸、 チアミン、 ビタミンB6、 マンガン、 ビタミンK群、 ヨウ素 )
まず、ラム肉が主原料として一番目に来ていますね。
ラム肉は猫の食物アレルギーとしては全体の3%と、アレルギーの原因になりにくい原材料です。
次に、ひきわりミレット(米)、ひきわり玄米の穀物類がきます。
穀物類が悪いと聞いたことがある方もいるかもしれませんが、元々、穀物類のアレルギーの報告はとても少ないです。また、米類は食物アレルギー用の療法食にも含まれます。穀物類を主原料としていないのであれば、炭水化物の量も抑えられており、尚且つ食物繊維も含まれるので実はとてもいい原材料構成なのです。
穀物類が入っているから駄目ではなく、穀物の種類、炭水化物の比率などを確認してから良い悪いの判断をすることが重要でしょう。
クプレラで使われているミレット、玄米などはミネラルが豊富で、ビタミンB1、ビタミンB6などのビタミンB群も豊富です。栄養価として優れていると言えます。
次に魚類が来ていますね。
魚類にはオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸などが豊富に含まれます。これらは皮膚の水分量を保持したり、被毛を艶やかにする効果が期待できます。
腸内環境を整える原材料
乳酸菌、酵母などを多く含みます。
善玉菌を増やし腸内環境の健康を維持してくれる効果が期待できます。
さまざまなな効能を持つハーブ
フードに含まれるハーブをいくつかピックアップして紹介します。
アマランサス | 活性酸素を排除する抗酸化物質が豊富に含まれていますので、免疫力の向上や皮膚の健康維持などが期待できます。 |
ユッカ | 天然サポニンが含まれます。これは腸内での消化吸収を助けてくれます。抗炎症作用があり関節のトラブルにも効果があるとされています。 |
ネトル | 皮膚の痒みなどのアレルギー症状の軽減、艶のある被毛を作り出すサポートをしてくれるとされています。 犬猫用のアレルギー軽減のサプリメントなども存在します。 |
セイヨウタンポポ | 利尿作用があり、消化促進と老廃物の排泄を助けてくれるとして使われます。特に、セイヨウタンポポの根には胆汁の分泌を助けてくれるため肝機能が低下してくるシニアにはおすすめのハーブです。 |
このように猫に嬉しいハーブがたくさん含まれています。
以上のことから、猫のことをしっかり考えた安全なキャットフードであることがわかりました。
成分を分析、安全性などを解説
次に成分を見ていきましょう。
ここでは栄養基準を策定しているアメリカの団体、AAFCO(アーフコ・全米飼料検査官協会)が開示している基準値と療法食であるヒルズブリスクリプション「k/d」を比較しながら成分表を見ていきます。
成猫の基準値と比較 | ||
---|---|---|
成分名 | 基準値 | プロフェッショナルバ・・・ |
カロリー | 基準値なし | 385kcal |
タンパク質 | 26%以上 | 24.0%以上△ |
脂質(粗脂質) | 9%以上 | 16.5%以上◎ EXCELLENT |
繊維(粗繊維) | 基準値なし | 8.5%以下 |
水分 | 基準値なし | 10.0%以下 |
灰分 | 基準値なし | 8.0%以下 |
炭水化物 | 基準値なし | 記載なし |
リン | 0.5%以上 | 0.5%◎ EXCELLENT |
カルシウム | 0.6%以上 | 0.7%◎ EXCELLENT |
ナトリウム | 0.2%以上 | 0.23%◎ EXCELLENT |
マグネシウム | 0.04%以上 | 0.070%◎ EXCELLENT |
タウリン | 0.1%以上 | 記載なし |
ヒルズ ブリスクリプション「k/d」と比較 | ||
---|---|---|
成分名 | 「k/d」 | プロフェッショナルバ・・・ |
カロリー | 446kcal | 385kcal |
タンパク質 | 30% | 24.0%以上 |
脂質(粗脂質) | 22.5% | 16.5%以上 |
繊維(粗繊維) | 1% | 8.5%以下 |
水分 | 記載なし | 10.0%以下 |
灰分 | 記載なし | 8.0%以下 |
炭水化物 | 41.4% | 記載なし |
リン | 0.49% | 0.5% |
カルシウム | 0.74% | 0.7% |
ナトリウム | 0.24% | 0.23% |
マグネシウム | 0.065% | 0.070% |
タウリン | 0.23% | 記載なし |
AAFCOの基準値は子猫の場合は30%、成猫の場合は26%以上、クプレラは31%以上となっておりいずれも基準値をクリアしています。
さらに脂質についても基準値をクリアし、尚且つとても量を抑えた低脂質なフードになっています。
肥満気味の猫にはおすすめしたい商品ですね。
残念なことにミネラル分の記載がありませんでしたので、こちらは判断がつきません。
推定としては、あまり多く含まれない方がいいリンについてですが、まず主原料であるラム肉はリンの値が低いです。
尚且つ、全体のタンパク質量がそこまで高くないので抑えられていると想定します。
カルシウムも重要な値ですがこちらは推測が難しいです。
ただ、健康な猫であれば問題ないと感じます。
以上のことから、ミネラル分はわからないが、そのほかの成分値はとてもいいキャットフードということがわかりました。
口コミについて
当サイトにお寄せいただいた口コミやAmazonなどのショッピングサイトの口コミを以下にまとめました。
当サイトにお寄せいただいた口コミはできる限りそのまま記載するようにしています。
良い口コミについて
- うちの猫ちゃんには相性が良かったようでよく食べてくれました。
- 目やにや鼻水に効いているようです。
悪い口コミ
- 独特の香りで、食いつきはイマイチでした。
クチコミからの評価
口コミがあまり多くありませんが、良い口コミについてですが、目やにや鼻水はアレルギー症状かなと思いますので、原材料にアレルゲンとなるものが使われていないのか、それとも抗炎症作用の含まれる原材料が軽減してくれているといったことかもしれませんね。
また、匂いについてはキツイというのが多かったですね。匂いが今まで与えていたフードと大きく異なると食べてくれない猫ちゃんもいるでしょう。
特に猫は食べ物にこだわりがあるため、フードを切り替えるときはゆっくりと時間をかけて行うと良いでしょう。
まとめ
原材料はとてもよく、成分量はミネラル分が不明ですが見える成分値はとてもバランスがいいキャットフードでした。
フード自体の匂いが気になるという声もあるので一度、試してみて愛猫と嗜好性が合うかどうかを確かめてはいかがでしょうか?
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